三網の神紋は土師氏並びに檜前氏の家紋である。
三網紋のまん中は中知、右側は兄浜成、左が弟竹成を表し、左右で微妙に高さの違いがある。



平成20年度

浅草神社奉賛会より各町会へ、
下記の本社神輿渡御中止通知書が送付されました。




平成19年7月24日
平成20年度浅草神社例大祭
本社神輿渡御中止のお知らせ
浅  草  神  社
浅草神社奉賛会
 
 前年度浅草神社例大祭の際に、本社神輿の上に多数の担ぎ手が乗り二之宮の担ぎ棒が毀 損された事態を受け、二度とこのような不祥事を起こさない為にも、平成19年度例大祭 においては、浅草神社及び浅草神社奉賛会として「本来の神事としての三社祭」を取り戻すべく、通達書を基に特に神輿乗り禁止を掲げ、斎行してきた事は皆様御承知の事と存じます。
 実際の宮出しでは、30数年振りに浅草神社の境内では誰一人乗る事もなく、また東部一之宮方面各町におきましては、宮出しから宮入に至る迄、本社神輿渡御を粛々と斎行して頂き、神事として大きな改善も見られました。三社祭の意義を御理解頂き御協力を賜りました関係各位に心より厚く御礼申し上げます。
 しかし誠に残念ながら、宮出し・各町渡御・宮入りにおいて、ごく一部ではありますが、同好会の担ぎ手、また鳶頭、更には氏子である担ぎ手迄もが神輿の上に乗るという、通達書に違反する行為があった事も事実です。
 浅草神社奉賛会としては、この事実を厳粛に受け止め強い決意のもと、従来の通達書に基づいた確固たる対応をしていかなければなりません。
 その方針の下、これまでも幾度となく浅草神社総代会を開催し真摯な議論と調査を重ね、関係機関の意向を踏まえた上で、浅草神社奉賛会常任理事会の承認を得た結果、次に述べる結論に至りました。

 1.平成20年度浅草神社例大祭・三社祭においては本社神輿の渡御を一切行いません。
   つまり、宮出し・本社神輿各町渡御・宮入りは中止となります。
   平成21年度以降の本社神輿渡御に斎行については、今後継続して協議していきます。

 2.次に、本社神輿各町渡御及び宮入り時に神輿の上に乗った氏子担ぎ手2名と宮入り時に
   神輿に乗った鳶頭5名が判明しており、その者については向こう2年間、浅草神社及び
   浅草神社奉賛会が主催または共催する行事への参加を禁止と致します。

 3.また、本社神輿各町渡御時に違反した該当町会への処置は、今後更に内情を調査し、
   適切な処置を浅草神社総代会及び浅草神社奉賛会役員会にて検討していきます。

  以上の決定について、浅草神社奉賛会各町理事をはじめ氏子各位並びに祭礼関係各位におかれましては、今後神事としてのより良き三社祭を斎行して行く為の特段の処置である事を何卒御理解御賢察賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。