三網の神紋は土師氏並びに檜前氏の家紋である。
三網紋のまん中は中知、右側は兄浜成、左が弟竹成を表し、左右で微妙に高さの違いがある。



平成20年度


平成19年12月13日
平成20年度浅草神社例大祭における方針
浅草神社奉賛会
 

 平成20年度例大祭斎行に際し、氏子町会各方面からの要望並びに意見を踏まえ、以下の通りの方針を定めます。

1.本年7月24日に開催された浅草神社奉賛会定時総会にて所定の手続きに従って決定した通り、
  平成20年度浅草神社例大祭においては、本社神輿の渡御は行いません。
  特に東部方面12ヶ町においては、「宮出し」から「各町渡御」、そして「宮入り」に至るまで、
  町会はじめ   青年部・関係同好会の御尽力により、本会より出された通達を忠実に履行され
  た事に深く感謝申し上げます。
  しかしながら、総会時にも各町理事に申し上げた下記に記す理由等により今回の結論に至りま
  した事、何卒御理解御賢察を賜りますよう切にお願い申し上げます。

  @ 一方面のみの本社神輿渡御斎行は多方面から担ぎ手が殺到する事が憂慮され、主催
   者側として甚大なる危険性を伴うと判断した事。

  A 三社祭は氏子44ヶ町の祭礼であり、三方面足並みを揃えて斎行していきたい事
   但し、平成21年度以降の例大祭においては、従来の本社神輿渡御が神事として恙なく
   斎行される様、関係各方面各町会との協議を含めて努力していく所存です。


2.平成20年度浅草神社例大祭に際し、本社神輿は神輿庫から出御させる事なく、所謂本社神輿
  渡御に代わる代替神事は行いません。

3.上記2の処置に伴い、各方面から要望の多かった「大祭分担金の減額」をできる限り検討し、
  2〜3割の減額を行うべく努力します。

4.今後の祭礼を検討していく過程においては、常任理事会をはじめとした浅草神社奉賛会諸会議
  を今迄以上に開催し、氏子町会の意見を反映できる組織体制の強化を図ると共に、常任理事会
  各位には各担当方面の意見を常に得られるよう平素より心掛け、各方面各町の取り纏めを行っ
  て頂くよう努力して頂きます。

5.示現会については、あくまで「浅草寺の仏事」である事が基本的な性格であり、浅草の誕生を祝う
  大切な行事です。浅草寺もこの行事の斎行に力を注がれており、浅草寺と縁深き浅草神社を
  奉賛する本会としても、惜しみなき協力をする事は当然の責務であると考え、今後も各諸団体と
  の共催のもと、例年通り開催していきます。